ウラワイド出張所

浦和競馬を紹介するV、竹之内ぽよのブログ

テレ玉杯(JRA)を語る2022 5/16東京9R

竹之内ぽよ(以下ぽ)「今年もやってきましたテレ玉杯(JRA)!!!」

 

 

 

 

ぽ「埼玉県民700万人が待ち望んだ一戦が今年もやってきた。テレ玉杯(JRA)ガチ勢として今年も分析していきたい」

 

※2020年、2021年の記事

 

urawanovtuber.hatenablog.com

 

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昨年の結果

 

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竹之内シェナ(以下シ)「昨年は1番人気ゴルトベルクが道中3番手から直線逃げていた2番人気グレイテストを捉え優勝、21年テレ玉杯馬の称号を手にしました」

ぽ「1000m通過59.3で勝ち馬ゴルトベルクの上がりが34.5(上がり5位)。去年・一昨年の予想記事で言ったとおり『前の負荷が軽く、先行馬であってもある程度の上がりが使えるため、最終的にポジションの利で差し馬を上回れる』っていう例年の傾向通りの決着になったんじゃないかな」

シ「去年の記事で注目したエフティイーリスは上がり3位(33.9)の足を使ったものの届かず4着でした」

ぽ「前でも足が使えるから差しが届かないテレ玉くんの罠』にハマっちゃったね。前付けしてくれると思ってたんだけど、最後方になっちゃったのは読み違えだったなぁ」

シ「とばっちりで罠製作者にされるテレ玉くん…」

ぽ「勝ったゴルトベルクは下馬評通りの走りをしてくれた。3勝クラスもすぐ突破してるし、テレ玉杯(JRA)史上最強馬と期待してる」

 

 

 

 

シ「ちなみにこの馬券は当たったんですか……?」

ぽ「シンガリ負けよ。しゃーないしゃーない、クラブ馬だから残り1年もないけど、最強馬だからね。どっかでやってくれるはず・・・」 

 

テレ玉杯で案外の馬

 

ぽ「今年は歴代のテレ玉杯の結果から、人気上位(1~3人気)に推されながら馬券外に沈んでしまった馬から何らかの共通点を見出せないか考えてみる」

シ「牝馬1000万下条件になった2016年以降で分析します」

 

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シ「2021年テレ玉杯は1~3着が人気順に並んだので該当なしですね」

 

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シ「2020年は3人気(単4.2倍)の②ダノンポピーが4着1人気(単2.4倍)の④パルティアーモが5着でした」

ぽ「パルティアーモはその後3勝クラス勝ち、メトロポリタンS2着もある馬。完全に差し損ねてテレ玉くんの罠』に掛かった形だ」

ぽ「ダノンポピーはその後1戦して抹消してるからよくわからないけど、基本的に差し型の馬なんだよね。上がり1位のパルティアーモが5着だから、テレ玉杯で前付けしたのは正解だったけど、本職の先行馬には一歩届かなかったかな。言っても3/4馬身だけどね」

 

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シ「2人気(単4.4倍)⑥アストラサンタンが道中3番手で進めたものの、直線伸びきれず8着でした」

ぽ「高速馬場への対応が厳しかったのかな…といった印象。その後の成績を見ても上位陣が後に3勝クラスを勝ってる中、この馬は2勝クラスの掲示板に来るもののなかなか勝ちきれなかった。先行有利といってもある程度の決め手は求められるってことなんじゃないかな」

 

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シ「1人気(単3.5倍)⑨エレクトロニカが9着でした」

ぽ「この馬も上がり1位で突っ込んできてるけど、テレ玉くんの罠』パターンで差し切れなかった。まぁ500万ハナ差で勝ったばかりの馬に1人気背負わせるのも酷な話ではあるよな…」

 

 

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ぽ「この年も1~3人気で馬券内独占してるな」

シ「…基本的に固いんですよね、テレ玉杯」

 

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ぽ「2人気(単3.8倍)の⑦デルフィーノが上がり最速(33.3)ながら5着と届かず…」

シ「テレ玉くんの罠』…」

 

総合すると

 

ぽ「1~3人気めっちゃきてるヤン」

 

シ「他のレースもこんなもんなんですかね?調べたことないのでわかりませんが…」

ぽ「基本的に人気馬そのまま信頼していいってことだと思うのよね。ただ、OP入りするような馬でも差し損ねのテレ玉くんの罠』がちょくちょくあるのでそこは注意したいよな」

ぽ「後からなら何とでも言えるんだけど、テレ玉杯って少頭数でメンバー揃わないことが割とあるから、消去法的に人気になっちゃてるのも警戒したいかな」

ぽ「これらの過去傾向を踏まえて予想すると…」

 

 

注目馬⑧バルバレスコ(9人気単23.0倍 23:06現在)

 

ぽ「コレ残るんじゃねぇか????」

 

シ「『1~3人気めっちゃきてる』って言ってましたよね!??」

 

 

ぽ「1頭1頭みてったんだけどさ、結果もうこの馬のことしか考えられなくなってンだわ」

シ「2年前の記事で『差し勢が普通に力を発揮できるから、相対的に逃げの活躍が目立たない』なんて言ってますけど…」

ぽ「去年のグレイテストは残ってるしヘーキヘーキ」

シ「去年は『番手先行馬が連対、外2席は差し勢、ある程度上がりが使えた方が良い』って方針でしたけどこの馬キレないですよね…」

ぽ「前走から良くなってるらしいし、いきなり上がりが上がり始めるかもしれないし…(願望)」

 

 

ぽ「バルバレスコは最近番手につけているけども、本来的にはプレッシャーなく逃げた方が良い馬。それで今回はどうしてもっていう馬がいなさそう。スタート五分に出て逃げる意志を示せばスンナリいけるんじゃないか?」

ぽ「前々走0.1差、前走0.3差と休み明けは差のない競馬をしているし、2回叩いた今回逃げに持ち込めれば圏内あってもおかしくない」

ぽ「東京は雨の影響を感じさせない良馬場。昨日からずっと雨降ってないし東京ならドンドン内から乾いて午後にはカピカピでしょう。例年通り差し勢も力を発揮できる環境ではあるけど、そこは直線入った時のポジショニング次第だよな。丸田騎手は前走前々走とタメ気味で進めてたけど、今回丸田騎手から池添騎手に乗り替わり。同じ位置からのキレ勝負は分が悪いってのはビデオ見て認識してるだろうし、そこは池添騎手のアイディアに期待したいな」

シ「圧が強い…」

ぽ「相手関係だけど、まず1人気の③クライミングリリー全然競馬使ってないつよつよ馬という点でテレ玉杯最強馬ゴルトベルクと被るけど、この馬は完全に追い込み一手の競馬。OP級もハマってしまう『テレ玉くんの罠』が怖い。数使ってないだけに休み明けでもしっかり仕上げては来るだろうけどね。前走もほぼ勝ちみたいな内容でこのクラスでは力上位なのは間違いないからアッサリ勝たれたら仕方ないね」

ぽ「2人気の④イズンシーラブリーもこのクラスにメドはつけてるんだけど、ポジション的には後方にいて…というのが形。福永騎手は前走で比較的後方につけてるし、今回も同じ作戦でいくなら罠にはまって届かないかも。キレならクライミングリリーのがあると思うし、こういう安定感ホースほど罠にかかって不可解に負けてしまう印象…(偏見)」

ぽ「3人気のノワールドゥジェの前走は『それなりに上がりを使いつつ差し勢にポジションの差で勝つ』っていうテレ玉杯の理想の進め方。散々分析してきた傾向から言えば本来本命にすべき馬なんだよね」

シ「じゃあなぜ…」

ぽ「やっぱり昇級初戦っていうのと休み明けが嫌だなって思って。3走前0.1差に迫ったナムラカミカゼは2勝クラス勝ってるから、通用する実力はあるとは思うんだけど、フタ開けてみないとなんとも言えないからね」

 

ぽ「あと怖いのは⑥ピュアブレンド。なんと2017年テレ玉杯勝ち馬のベアインマインドの半妹。不良のダートで2勝あげてるし、この芝替わりは不気味だ」

 

 

買い目

 

ぽ「もうバルバレスコ魂の粘りしか見えん」

 

単勝バルバレスコ

複勝バルバレスコ

馬連⑧-③⑤

 

シ「分析した傾向とは違う予想になってしまいました…」

ぽ「結局私は『人気薄をあれこれ理屈こねて予想する』っていう行為が好きなんだよな。こうやって半ば無理やり理屈こねて予想した馬が直線伸びてきた時の脳汁(脳ないけど)がね、すごいんですよ。これが現地で『こんなん買えねぇよ~』みたいな声でどよめく中だったらもう絶頂じゃよね。最高のエンターテインメントだなって思う」

シ「完全にジャンキーじゃないですか…」

 

 

テレ玉杯は東京9R、14:25発走です!